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バイクで事故に遭う

2007/04/09 18:13:52, Category: 2.Auto, Comment: 0

　７日（土曜日）の午後３時頃、片側２車線の国道をバイク（上の写真）で走行していたときのこと。 　私は２車線目（＝中央寄りの車線）を走行していたのだが、突然左のスーパー駐車場から乗用車が飛び出してきて車線を塞いだ。当然フルブレーキをかけたが間に合わず、その乗用車の右後部に真っ直ぐ衝突した。幸い、ブレーキで当方の速度はかなり落ちていたため、バイクが壊れただけで、私はほとんど怪我もなく概ね無事だったが・・・バイクは相手の保険で直るにしても、こちらが被った恐怖の代償はどうしてくれるのだろうか？ 　なにより頭にくるのは、その後の話し合いの中で、相手がこちらのスピード違反を疑っていたことである。こちらはスーパーより少し手前の信号が青に変わって走り始めたばかりであり、そんなにスピードが出るはずがない（第一、そんなスピードで衝突したら、こちらが無事で済むはずがない）。警察の現場検証でも、当方のブレーキ跡から見て、当方がほぼ法定速度で走っていたことが確認されている。そもそも相手はこちらが「見えなかった」と主張しており、それは正しくは「見ていなかった」であり、見ていなかったのなら、こちらのスピードを云々言える立場ではないだろう。 　相手はそこそこ年配のご夫婦であり、この世代で自分のミスを棚に上げるようになっては、もはや世も末である。相手方には猛省を促したい。（いや、むしろこのようなドライバーは社会的に危険ではなかろうか？。高齢のために安全確認能力が衰えているとするならば、免許取消も検討すべきだろう。）

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付記 ・現場は、片側２車線、計４車線の国道である。日中の交通量はかなり多い。 ・そのとき１車線目は、おそらくスーパーの駐車場に入るろうとする乗用車が何台かいたため、相手方からは２車線目が見辛かったのかもしれないが、それをもって「見えなかった」の免罪符たり得ないだろう。 ・相手は、こちら側の２車線を超えて、対向側の車線に入ろうとしていたようである。つまり、こちらの２車線を完全に塞ぐわけであり、こちらの２車線分＋対向車線分の安全確認が必要となる。現場の交通量からして、このような運転は、危険を通り越して無謀ですらある。止めてもらいたい。 ・相手は、こちらの方向に見えた信号が「赤であった」とも主張していた。だが、その信号はスーパーの駐車場から離れたところにあり、しかも赤だったのは実際に衝突した時よりだいぶ前の話である。当方はその信号が青に変わってから走り始めているからだ。おそらく相手は、対向車線側の確認に気をとられ、こちら側をほとんど見ておらず、漫然と「さっき赤だったから車は来ない」と思いこんだのだろう。 ・相手は駐車場から飛び出した後、２車線目をふさぐ形で減速した（ように見えた）。おそらく、対向車線を走ってくる車を見ていたのだろう。こちらにしてみれば「こらー、道をふさぐなー、どけー！」という心境である。「飛び出すな、車は急に止まれない」（特にバイクはタイヤと道路の接触面積が小さいので止まりにくい） ・自動車では、フルブレーキング中にハンドルを切ってはいけない、というのは常識である。タイヤがロックし、スリップまたはスピンするからである。バイクなら転倒してしまう。よって当然のことながら、フルブレーキング中に横に避けることなどはできない。相手が避けてくれない限り、そのまま真っ直ぐぶつかるしかない。もし転倒して車の下に潜り込んだりすれば、もっとひどいことになるだろう。 ・当方は青信号で発進し、法定速度で走行している。相手の車が駐車場から飛び出してきたのを見た瞬間に、フルブレーキで衝突回避を試みていることから、前方不注意にも当たらない。過失は相手側にしかないと思うのだが、もし異論があれば教えてください。 　当方、過去にも似たようなケースで事故に遭っている（自転車時代も含めると５回目である）。そのいずれにおいても目立つのは、相手側の確認不足、「こっちからは車は来ない」という勝手な思い込みである。各ドライバーは今一度、自分の運転を顧みて欲しい（もちろん私も）。 　また、過去いずれの事故においても、相手方には、自分の都合のいいように警察に説明しようとする姿勢が見られた。大変醜く、恥ずべき行為である。今回、当方は、救急車に運ばれることなく、最後まで現場検証に立ち会えたから、まだましだったが、過去にはむちゃくちゃな説明をつけて責任を逃れようとする相手までいたほどだ（後日警察からその説明を聞いて唖然としたものだ）。 　たとえば、しばしば、大型トラックと乗用車の正面衝突事故で、乗用車側が全員死亡した場合、ほとんどの場合「乗用車が対向車線側に飛び出したと見られる」と報道されるのは、大型トラックの運転手の証言だけで現場検証されるからである。まさに「死人に口なし」、誠に空恐ろしい事態である。 　各人は、良識ある大人として、己を高めるべく、もっと自分に厳しくなるべきである。そうすれば社会はもっと良くなるはずだ。そう切に願う。 （本記事に関しては、コメントを広く募集します。当方の承認が無くとも掲載されます。なお、スパム防止のため、他の記事と同様に認証コードが必要です。下記を見て専用欄に半角英数で入力してください。コードが見難くて申し訳ありませんが、ローマ字で「いつもの」と書いてあります。）

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