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ブリジストン　スタッドレスタイヤ　BLIZZAK MZ-01

2007/04/11 16:40:13, Category: 2.Auto, Comment: 0

　４期目を経過してのインプレとは、遅きに失し過ぎている気はするが、これはこれでまあ希有であろうと思い、書いてみることにする。
　当方の車（70スープラ）に装着しているタイヤで、前235/45R17、後255/40R17という、スタッドレスとしては珍しい幅広サイズである。（当方冬用だからといって我慢したりはしない。ただし相応に金はかかるが・・・）。
　１期目は、この製品にとって発売２年目だったと思う。さすがにトップメーカが自信を持ってあげているだけに、凍結路面のグリップは、それまで履いていたヨコハマのよりも優れていた。ただし、これはブロック剛性が低いことの裏返しで、乾燥路面のコーナリングではナヨナヨとして心細い。ただし慣れてしまえば結構どうにでもなるもので、ＦＲだと後ろを振り回す感覚も楽しめて悪くないかも。なお、絶対的なコーナリング性能については、ハッキリとはわからないが、なんとなくヨコハマよりも低いような気がする。
　２期目以降、凍結路面のグリップ力は徐々に失われていくのが分かる。ただし、圧雪路のグリップ力はあまり変わっていないような気がする。アイスバーンさえ気を付ければ、４期目の今年でも、特に問題なくスキー場に行くことができた。
　なお、４期目に顕著に表れた劣化として、通常路面（乾燥およびウェット）でのグリップ力の低下がある。３期目までは何ともなかったのに、今年はやたらと滑るような気がした。加速しながらのコーナリングはもちろん、普通の交差点での左折でも前輪がしばしばスリップする。雪面では順当な性能を見せていただけに、実に不思議な現象である。原因はコンパウンドか、はたまたパターンか？
　総評として、この幅広タイヤでこの雪面性能の維持は純粋にすごいと思う。雪タイヤとしてのスリップサインに問題がなければ、初の５期目に突入してもよいかと思ったが、上述の凍結路面や通常路面の問題もあり、考えどころではある。逆に言うと、今期は暖冬だったので、あまり雪面を走る機会がなかったことが幸いしただけかもしれない。さて、次はどうするかな・・・



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2007/4/30追記
　タイヤ交換してスリップサインを確認。普通タイヤとしては問題ないが、冬用としてはあと1mmぐらいしかない。うーむ、５シーズン目は無理かな？。しかしそれでもトレッド面は吸い付くような触感を維持しているのはさすが（ゴムがやわらかく、表面に細かい気泡がある感じ）。


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