| スポットリムーバー |
| 2009/05/29 23:20:04, Category: 2.Auto, Comment: 0 |
愛車（スープラ）のフロントガラスの油膜に悩まされているのは既報のとおり。この頑固な油膜、通常のスプレー式の油膜取りはもちろん、ウーロン茶攻撃にも耐え、ティッシュで強くこすってもびくともしない。もはやただの油膜ではない・・・と思ったら、うっかりここで説明を忘れていた。実はこの車、１０年ほど前にノーワイパーコーティング（確かソフト９９のフッ素系）をDIYで施してあって、この油膜（のようなまだらな水はじき）はその名残なのだろう。うむ、ただの油膜ではない。そう簡単に落ちるはずがないのだ・・・orz。で、先日コンパウンドを試すことを思い立ったが、なかなか買いに行く時間がとれず、やっと時間が取れた今週は、行きつけのカー用品店（オートバックスだけど）が改装のため６月１日まで閉店中ときた。なんだかあれだが、気を取り直して手近なホームセンターで見つけたのが写真の製品。最初は適当なコンパウンドそのものでいいかと思っていたのだが、ボディリペア用品コーナーで目の粗さをどうしようかと迷っているうちに、ふと油膜取りのコーナーも見ておこうと思って回り込む。そして見つけるコンパウンド系油膜取りの数々。中にははるか昔に買った記憶のあるプロスタッフの製品まで（あれどこやったっけ？。捨てた記憶はないが・・・まあ、どうせ干からびて使えんだろう）。この手の製品寿命って、結構長いんだなあと感心しつつ、効果については記憶にないので、同じ製品を買うのもなんだし、とりあえず別口にする。
通常、この手のカー用品は専用メーカー（上述のソフト９９とかカーメイトとか）がほとんどなのだが、今回購入したこの製品、ＴＯＴＯ製というのが珍しい。値段も同様の他製品と比べて高めである。しかも「ウォータースポット除去」と歌っていて「油膜」はおまけ扱い、すぐには気づかなかった。説明を読んで「３種類の研磨粒子を使ってい」ということから、他のコンパウンド系油膜取りと同様の効果が期待できる。さらに「付属のパッドに特殊ファイバーを使っていて液体保持力が高い」という特徴が目を引く（一般にこの手の製品の付属パッドは綿密なスポンジで溶液保持力が少なく、使い勝手が悪いことが多い）。よって購入、998円なり。後、へたってきたワイパーの換えゴムやら交換用オイルやらを探して立ち寄ったカー用品店で980円で売っているのを見かける。18円損した！ってそれだけだが。
使い方を見ると、ガラス面をあらかじめよく洗っておくことはもちろんのこと、「少量の水をガラスとパッドにつけながら作業する」とある。よって本日、ちょっと小雨が降るなか、作業した。
はじめは油膜（というかコーディングの名残）に乗るためかスルスルしているが、すぐにシャリシャリと細かい砂がこすれるような音が聞こえてくる。そして水で薄まった溶液がはじかれていたのが消えていく。効いてる？。やがて溶液が切れ掛かってパッドが直接こすれてキュッキュッと鳴くので、ファイバー面に溶液を継ぎ足す。以後延々と繰り返し。フロント前面に施す。最後は水で洗い流し。おおー、はじかれることなく水膜が均一に広がっている・・・と、助手席側はサボったせいでまだはじかれる部分が残っているが、時間もないのでここは後日ということで本日は終了。
水で洗い流した後は、ワイパーゴムを新品に交換して、早速拭かせてみる。おおー。中から見ても、以前のような変なまだら模様にはならず、きれいな視界が確保されてる（以前はワイパーが通ったあと数秒はまだら模様が残って前が見づらかったのだ・・・危険！）。
夜になり、帰宅のため車に乗り込む。雨はまだ少量降り続いている。早速ワイパー。おー、確かにきれいだ。ぜんぜん違う。ちゃんと前が見える（っていうか、以前は危険すぎた）。
総括。効果ありました。大変よいです。もしかしたらもっと安い製品でもコンパウンド系なら同様の効果があるかもしれません。この製品の特徴はやはり付属パッド。優れものです。というか、コンパウンド系と非コンパウンド系は雲泥の差。同じ油膜取りでも違うカテゴリーと言ってよいでしょう（常識？スマソ）。
実は以前、トヨタのディーラーでお手軽メニュー（１０ミニッツサービスとか言う１０分５００円）の油膜取りをしてもらったのだが、効果が薄かった、というか、今思うと解決していなかった。もしかするとスプレー系油膜取りをかけて拭いただけだったのかも。それなら自分で何度も試していた。うーむ、５００円返せ、というか、「安物買いの銭失い」だった。教訓。