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Vine Linux 5.0 試用記

2009/09/05 01:55:58, Category: 1.PC, Comment: 2

　余剰マシン ( Pentium3S-1.13GHz + SD-RAM 512MB ) に先月末公開された Vine Linux 5.0 を入れて試しているのだが、なかなか良好である。動作が軽快で、日本語もフォントがきれいに表示される（特に※など）。ただ一点、気になったのがスクリーンセーバである。
　数分放置すると黒い画面になるのは、モニターの電源が切れていないので、省電力機能ではなくスクリーンセーバとわかる。実際、電源管理のメニューで、「画面をサスペンドしない」設定にしても、数分で黒くなる。しかしメニューのどこにもスクリーンセーバの設定項目がない。ちなみにインストールはデスクトップタイプのデフォルト。複数のパソコンで作業しているので、スクリーンセーバを止めたいのだが、これではどうにもならない。
　デスクトップが gnome なので、gnome-screensaver かと思いきや、デフォルトではインストールされていない。しかしほかに手はなく、インストールしてみる。これでやっとメニューにスクリーンセーバの項目が出たので、早速スクリーンセーバを起動しない設定にしてみるが、やはりだめ。数分で黒くなる。では逆に、スクリーンセーバを起動する設定ではどうか。デフォルトの５分で、gnome のマークが画面に表示される設定にしてみる。しばし放置・・・何も起こらん！。スクリーンセーバが起動しなくなった。なんという天邪鬼。つか、どうなってんの？これ。謎。

　そうそう、もう一つ気になったことがある。cifsマウント、すなわち Window 共有フォルダの Linux ファイルシステム上へのマウントである。最近の Linux では mount コマンドで -t cifs を指定することで、Windowsの共有フォルダを簡単にマウントできるのだが、Vine の場合、どうもホスト名に直接IPアドレスを指定しないと認識しないようだ。さらにWindowsのユーザー名とあわせてパスワードもオプション（-o以下）に記述する必要がある。そうでないと変なエラーが出てマウントできなかった。
　文字コード指定など、cifsマウントの mount コマンドは長くなりがちなので、できれば .bashrc に記述して alias に設定しておきたいのだが、IPアドレスはまだしも、パスワードを平文で書いておくのはかなり抵抗がある。同じネットワーク環境（というかすぐ隣）のマシンに openSUSE 11.1 を入れているのだが、こちらではホスト名のまま、パスワードも記述しないで実行できる（別途プロンプトが出て聞かれる）のに、なぜ Vine ではできないのか？
　ただし、同じ症状は Turbolinux Client 2008 でも発生した。どうやら Vine 固有というより、カーネルか何かに依存する問題のようだ。うーむ、なんだろう・・・


Comment.1 by 豹悟郎 at 2011/02/11 16:01:42

http://pbs.seesaa.net/

こんにちは。私は昨日初めてVine Linux（5.2）をインストールしたばかりの者です。使い始めてすぐにスクリーンセーバーのことが気になりました。解決方法を検索しているところですがまだ見つかりません。スクリーンセーバーという設定項目が見つからない状態です。



Comment.2 by RyujiMiura at 2011/02/11 19:35:02

コメントありがとうございます。 Vine Linux に限らず、最近のLinuxデストリビューションはスクリーンセーバーの競って居場所が分かり辛くなっていますね。電源管理（省電力のためモニターの電源を落とす）と統合されたりかち合ったり。 しかし、最近はVine Linuxを使っていないので、設定がどこにあるかすぐには分かりません。お役に立てず申し訳ありません。



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