| あけまして、自車5台 |
| 2020/01/2 11:51, Category: 2.Auto, Comment: 0 |
あけまして(喪中につき自粛)。本年もよろしくお願いいたします。
更新がだいぶ空きましたが自分は元気です。 喪中というのは昨年5月2日(令和に入った直後!)に亡くなった祖母のためです。 確か102歳でしたので、大往生といえるのではないでしょうか。 大正、昭和、平成、令和と4時代にわたりお疲れさまでした。 (何気に自分の大学生時代に亡くなった祖父も明治〜平成の4時代でした)
その他近況ということで、最近いろいろあったマイカー関係が ほぼ固まりましたので、以下の写真(本日撮影)で紹介します。
(後列左)一号車:トヨタ 平成四年式 スープラ (JZA70)
ツインターボR MT
マイファーストカーです。この中で最も乗れる五人乗り(実用性はさておく)。
この中で最も長く乗っています(平成八年に中古で購入して以来継続所有)。
スタイルといいエンジンの官能性といい、まったくもって申し分なく、
未だこれを超える車を見たことがありません(実際に買える範囲で)。
今後も所有を続ける予定ですが、さすがに故障個所が増えすぎて、交換部品もなく、
普段使いに難儀するようになりました。
現状最も厳しいのはヒーターが効かないこと(寒い!)。
空調パネルを指で押し込むと回復することがあるので、
内部のどこかが接触不良なのだとは思いますが、時間がなくて直せていません。
またしばしばトラブルがあって度々整備工場に入院します。
前回の車検時は半年以上かかりました。
次回は今年の6月、今から戦々恐々としています。
ちなみにファーストカーとしては2代目。初代はU12型ブルーバードでした。
スープラに乗り換えた際、父親の勤務先に社用車として譲りました。
(前列左)二号車:カワサキ 平成19年式 ZZR400 (ZX400-N6F)
セカンドカーというか、この中では2番目に古い車両です。
個人的に乗っていて(操縦していて)最も面白いのはバイクだと思っています。
ので条件が許せばもっぱらバイクに乗ります。ただその条件が厳しい。
まず雨天は走りません。自分の体格が規格外なので、
サイズの合うレインウェアがありません(常識的な価格で)。
またライディングテクニックも下手なので、ウェット路面は避けたいです。
なので降雨がないドライ路面時にしか走りません。
一方で気温はお構いなしなので、真夏の炎天下でも、真冬の氷点下でも、
路面状況さえよければ走ります。
そのほか、荷物を運ぶ必要がある時も使いにくいです。
ので、お隣のコムスに乗る機会が必然と増えます。
ちなみにセカンドカー(バイク)としてはこれも2代目です。
初代は同じカワサキのGPX400Rでした(父親との共同所有として中古購入)。
事故で修理不能になりZZRに乗り換え。
ただ手放しがたく、実家の庭先に置いてます。
(前列中)三号車:トヨタオートボディ 平成25年式 コムス P・COM
(ZAD-TAK30-PD)
バイクはいろいろと乗車条件が厳しいので、その補完用として購入。サードカー。
いわゆる「一人乗り超小型車」で、電気で動きます。なお、このカラーリング(カッティングシート)は特注で、もとはベース色のホワイトです。
トヨタの子会社で、ランドクルーザーの車体などを作っている、
トヨタオートボディという会社が企画生産、トヨタ系ディーラーで購入できます。
バッテリーは鉛電池、家庭用100V電源で充電します(6時間)。
航続距離は50kmと短いものの、非常に身軽でトランクもあり、
近所の買い回りなどには至極便利。
原付扱いなので税金も保険も安いです(免許は普通の自動車用が必要)。
ちなみにドアは購入時オプションでありますが、オープンカーの幌のような素材で、
取り付けた姿が非常にダサかったので、自分はつけませんでした。
もちろんエアコンもヒーターもないので、夏は暑く冬は寒いですが、
バイク代わりに使う自分には問題なし。
雨天でも傘をさしている程度にはしのげますし(暴風雨でなければ大丈夫)、
スタッドレスタイヤが使えるので積雪時も走れます。
荷物もトランクに結構乗ります(原付なので30kgまで)。
何しろ一人乗りなので、コーナーで体重移動が効きます
(そんなことしてるのは自分ぐらいでしょうが)。
総じてバイク以上に活躍の機会は多いです。
唯一のネックは航続距離ですが、自分は通勤距離が短いので十分実用になります。
ただ購入から6年が過ぎて、バッテリーがかなり劣化してきており、
通勤途中に買い物に寄り道というのはなかなか難しくなってきました。
近年は充電制御回路も調子が悪く、
電源コードをつないでから実際に充電が始まるまで時間がかかります
(もともと充電6時間=帰宅してから一晩放置がデフォなので、
多少開始が遅れても問題ないのですが、
まれにコンセントの接触不良で充電開始していないことがあり、翌朝困りますw)
(後列右)四号車:ポルシェ 平成30年式(MY19) 718ケイマン(982) MT
スープラの長期入院を機に、サブ機として新車購入、貯金が借金になりましたw。
フォースカー(という用語があるのかわかりませんが)です。なおボンネットのオレンジ色は、自分でラッピングシートを張ったものです(個性化のため)。
故障可能性が低く修理が容易(金額はさておき)であるという意味で、
新車で買える現行車種から探しましたが、やはりスープラを超えるものは見つからず。
かっこいい、マニュアルトランスミッション、(悪天候時も走るので)屋根付き、
(人と同じが嫌いなので)周囲に乗っている人がいない、という基準で消去法により、
最後はフェアレディZバージョンNISMOと二者択一になりましたが、
実車確認とディーラーの熱意で本車に決めました
(当時日産は色々あってディーラーの売る気が皆無なのが残念でした)。
性能はさすがポルシェ。ミッドシップということもありコーナリング性能は異次元、
日本の公道で限界を知ることは不可能でしょう。
サーキットとレーサー並みのスキルが必要です。
そういった意味で、自分にはあまり面白みのない車です。
(スープラはよれよれのボディ、フロントヘビーなFR、
経年によるサス劣化などもあって、比較的早く限界が見えてきますので、
そのぎりぎりを引き出す楽しさがあります。)
唯一の難点はエンジンの官能性。このモデルからダウンサイジングにより、
2気筒減った水平対向4気筒ターボエンジンになったのですが、
はっきり言って街乗りや高速道路巡航レベルの回転数では全然ダメです。
長年ポルシェが熟成してきた水平対向6気筒エンジンに遠く及びません。
むしろスープラの直列6気筒ターボのほうが官能性で完全に勝りますね。
もちろん高回転まで回せば楽しいのでしょうし、
実際このエンジンは驚くほどスムーズなので高回転の常用は容易なのでしょうが、
そんなことをすれば免許証がいくつあっても足りませんw。
じゃあなぜ前モデルを中古で買わなかったのかというと、
あちらはスタイルが(特にフロントグリル周りが)気に入りませんでした
(故障をできるだけ避けるための新車購入という趣旨にも反しますし)。
もしかするとマフラーを社外品に変えればよくなるのかもしれませんが、
718ケイマンはMY19からスポーツエグゾーストが標準装備になったため、
対応する社外品を見つけることができません
(既存の社外品はほぼ例外なくスポーツエグゾーストモデルに非対応)。
ただし現在のマイカーの中で、天候にかかわらずロングドライブを不安なく
快適にこなせるのはこいつだけなので、週末の出番は多いです。
ちなみに発進時にエンストしそうになることがまれにあるのですが、
最近それがスープラに慣れすぎたせい(500cc差)ではないかと
気づきました(ピークパワーやピークトルクはケイマンの方が上なのですが、
アイドリング付近の低回転ではやはり地力(単純な排気量)が効くのか)。
※スープラは2500cc、ケイマンは2000cc
実はフォースカーとして、これも2代目なのです。
初代はスープラ入院中に購入したアウディTTクーペ(2代目ATモデル)。
もともとスープラのバックアップとして718ケイマンを契約したのですが、
納車が来年になりそうだったので、
懇意の中古車屋で一番安かった外車のスポーツモデルをつなぎとして購入。
しかし意外と早くスープラが修理から上がってきて乗る機会が減る不具合w。
さらに718ケイマンの納車が前倒しなって、その下取りに出したため、
所有期間はわずか半年でした。
それでも左ウィンカーレバーの練習ができたことと、
アウディの設計思想が見えたことは収穫でした。
目立ったトラブルもなく良い車でしたが、FFのATだったことと、
外観スタイル・色などが自分の好み的に70点だったので継続所有には至らず。
(前列右)五号車:三菱 平成11年式 パジェロミニ (H53A) AT
フィフスカー。林道走行用に昨年2月購入。コムスにみられるように、自分はラリーも大好きで、ブルーバードや親から借りたスターレットの時は峠の未舗装路もよく走りました。さすがにスープラでは難しく、コムスは行きますが近場に限られ車高も低くてわだちが困難でした。
もともとコムスのバッテリー交換(航続距離回復)に
20万以上かかるということで思案していた頃、
市内の中古車屋に似たような金額で売られているのを発見。
この二代目パジェロミニのスタイルと緑銀ツートンカラーが好きだったこともあり、
ためしに見に行ってかなり気に入りました。
しかしさすがにこれ以上の増車はやりすぎと思われましたし、
ケイマンのローンもあるのでその場は踏みとどまったのですが、
一か月後も売れ残っていたので、我慢しきれず購入。
コムスのバッテリーは交換しない(航続距離は諦める)ことが決定しました。
売れ残るにはいくつか理由があり、その最大はFRモデルであること。
やはりこの手の車を購入しようとする方は4WDを求めていることから、
FR(後輪駆動のみ)の市場人気は低めだそうで。
当時はファッション的にクロカンを選ぶ風潮(ブーム)があったため、
街乗り限定で燃費を考慮したFRモデルが設定されたのでした
(ジムニーにも一時期存在したほど)。
もちろんその後のエコブームで、こんな中途半端な車は一掃されてしまい、
中古も人気低迷と相成りました。
ただ、自分はスープラでスキー場に行くほどFR慣れしているので、
後輪駆動でまったく問題なし
(昨年は猛吹雪の積雪中にケイマンで温泉に行きました)。
むしろ前後軸重バランス的に
4WDモデルよりもFRモデルのほうがましなのだとか
(4WDモデルはかなりフロントヘビーらしい)。
そしてやはりFRの挙動は運転していても面白い、俺得。
また自然吸気(NA)エンジンモデルであることも安価で売れない理由の一つかと。
1トン近い車重が災いして、非力なNAエンジンでは「まったく走らない」というのが
ネットでの定説と化しています。
いわく、周辺の交通の流れについていけないとか、坂道を登れないとか、
ターボでやっとましになるとか、さんざんですが、
皆さんお忘れなのが、パジェロミニは希少な「4気筒」エンジンであること。
今や軽自動車はおろか、
普通小型車にも経済性重視で3気筒化の波が押し寄せていますが、
振動制御の面ではやはり4気筒エンジンのほうがすぐれていることは周知の事実
(6気筒はもっとすごいですが)。
当時としても貴重な4気筒の軽自動車、パジェロミニの4A30エンジンは
レッドゾーンまで意外とスムーズに回ります(エンジン音はうるさいですが)。
そこまで回せば交通の流れに乗ることも、坂道を駆け上がることも、
それほど苦にはなりません(実体験)。
そんなに回したら燃費が悪化する? そんな人はこんな車に乗っちゃいけません。
もっと軽量で空気抵抗の少ない車に乗るべきです。
個人的にはバルジのないスムーズなボンネットも好印象、
インタークーラーのために穴の開いたボンネットはどうも好きになれません
(インプレッサとか)。
ATであるも不人気理由の一つかもしれません。なにしろNA、
マニュアルならドライバーの努力しだいで何とかなりそうですが、
ATでは・・・と思われるのでしょうが、前述の通り、
思いっきり踏み込んで高回転まで回せば意外と何とかなります。個人的には、
ギアを選ぶ楽しさからMTのほうが良かったかもと思わないこともないですが、
情報によるとパジェロミニのMTは2速と3速のギア比が離れすぎていて
スムーズに加速をつないで行くのが難しいとのこと。
一方でこのATですが、意外と頭の良い変速制御をします。
ちゃんとほしい時にエンブレもかかるし、
昨今のエコ重視でコースティングだらけのATよりはだいぶましなのではないかと。
ただしこの固体、当時の三菱軽4ATの持病といわれる
変速ショック・スリップの症状が出ています。
十分に温まった後なら何の問題もないのですが、始動直後の冷感時は下記の症状が必ず出ます。
・1速から2速に上がる時、高回転まで引っ張りすぎ&変速時に
トルクがうまく遮断されず、がっつんというむち打ちになりそうな
盛大なショックが発生します。駆動系が壊れそうで怖いのと、
雪道凍結路では大変危険だとおもいます(まだ経験なしですが)。
・2速から3速、および3速から4速に上がる時、トルクの遮断時間が異常に長く、
エンジンの回転数が急上昇します。あわててアクセルを戻すと、
シフトアップが中断してしまい、空走時間が長くなります。
スムーズに速度を上げることができず、ストレスになります。
現在はこれを知ったうえで、何とかうまくコントロールできないか
色々と試行錯誤しているところです。
そもそもこの原因はネットでもはっきり指摘されていて、
ATの制御を行っている油圧回路の一部に強度不足のピンがあり、
これが経年で折れて外れてしまうためだそうです。
ひどいのは、このピンが純正部品として単品で出てこないため、
普通に修理に出すとAT丸ごと交換の何十万円コースになること。
このためヤフオクなどで、第三者が作成した互換ピンが売られていますが、
当然純正と同じ形状で強度に不安があるのはそのままです。
リコールもかかっておらず、これは三菱の怠慢だと思いますね。
のち、三菱はひそかに対策を施すのですが、
これが折れたピンが外れないようにカバーをつけ足すという付け焼刃っぷり。
まあ所詮軽自動車という安物にそうそう金もかけられないということなのでしょうが
(一応走るし、死亡事故につながるものでもないから)。
個人的には、いずれ自分で分解し対策加工してやりたいところですが、
なかなか時間をとることができず、そのままになっています。
そのほか、サスペンションが柔らかすぎて、ブレーキを踏んだ時に
やたらと前のめりになりますが、これはダンパーが抜けているのかもしれません。
ヘッドライトがかなり曇っているのはこの時期の中古車にはお約束、
何しろ新車登録から20年も経過してますし、車検さえ通れば問題なし。
2月の購入直後はヒーターが効かないトラブルがありましたが、
そもそも水温計の様子がおかしく(走るほど下がる)、
調べたらサーモスタット故障というパジェロミニにはよくある事例のようで、
購入店で無償修理してもらいました。
夏場はエアコンの効きが悪い問題に遭遇
(昨年7月下旬〜8月上旬の暑さが異常だったせいでもありますが)、
冷媒はちゃんと入っているようなので、
コンプレッサーの劣化(圧縮漏れ)があるのかもしれません。
上記以外では、走行距離7万未満と程度もそれなりにいいのですが、
左ドア後ろに左折巻き込みで何か建築物の角に当たったような傷と、
バンパー左右の下に盛大にこすった跡があります。
5万キロほどでタイミングベルトの交換履歴があるのも不思議なところ。
察するに、最初のオーナーはかなり大切に乗っていて何らかの理由で手放したのち、
次オーナーの購入時に中古車屋の勧めでタイミングベルト交換、
このオーナーが初心者か何かであちこちぶつけ、
エアコンの問題やATにショックが出始めたので手放した、
といったところでしょうか。
未だ数多く走っているパジェロミニですが、この形状と色は希少なので、
今後も長く乗っていきたいと考えています。
そんな調子で、今や車両5台体制となりましたが、おかげで維持費が大変なことに。
毎年5月(自動車税)と保険の更新時は覚悟が要りますw。
そのほか、祖母からの相続がらみで駐車環境に大きな変化がありそうですが、
それについてはまた続報を書いていこうと思います。
とまれ今年もよろしく!
長いので分割予定