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TurboLinux10DでGV-N66256DPを使う

2005/09/13 18:15:42, Category: 1.PC, Comment: 0

　ちょっと苦労したので、自分用メモをかねて投稿します。 　メインマシンのグラフィックボードをGIGABYTEのGV-N66256DP(GeForce6600,AGP,256MB)に交換したついでに、ハードディスクを整理し、TurboLinux10Dを再インストールしました。このさい、TurboLinuxのサイトをチェックしたところ、アップデートキット３がリリースされていたので、これを用いることにしました。キット３ではGeForce6600をサポートしている（と書かれていた）ので、これで楽にインストールできる思ったのですが・・・・失敗でした。 　実際、アップデートキット３のインストールディスクから起動すると、GUIになるところで画面に緑の細い縦縞が出て全く操作できません。画面には「規格外の信号です」と液晶モニターからのメッセージ。手持ちのブラウン管(CRT)モニタにつないでも、D-Sub15pinからDVI-Iに変えても、やはり同症状でしたので、完全にグラフィック出力がアウトのようです。 　リセットボタンを押して強制再起動。起動時にresolation（だったかな？）を選んで解像度を指定しましたが同症状。結局 vesaでインストールを完了しました。 　vesaでも使えないことはないんですが、xvidtuneが効かない（起動しない）ので、Windowsに合わせたモニター設定だと、水平位置や表示幅が微妙にずれたままなので、大変使いにくいです。（いちいちAuto調整させるのも面倒くさいので・・・）

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　そこでまず、turboxcfgでグラボを自動認識させようとしましたが、「自動検出できません」と表示されて不可。どうもvesaのXが立ち上がっているとだめなようです。やむなくグラフィカルログインを無効にして再起動。vesa用のXF86Configファイルをバックアップしてからturboxcfgを起動。今度は認識しました。「GeForce 6600 GT」と出ますが、まあ、当たらずとも遠からず、よくあることなので、まあ大丈夫でしょう。んで、startx・・・ありゃ、また緑縦縞。しかも、ATL+Ctrl+BSでXを強制終了しても、テキスト画面まで異常。想像するに、どうもGPUのパラメーター設定を失敗しているようです。最新ドライバがいりそうですね。 （このグラボはGIGABYTEの独自チューン(コアクロック300MHz->400MHz)なので、その影響も考えられますが、だとするとGIGABAYTEでLinux用ドライバを用意してくれない限りお手上げ・・・） 　まず、NVIDIAのサイトからNVIDIA-Linux-x86-1.0-7676-pkg1.runをダウンロード。サイトの説明に従ってshコマンドで実行。ありゃ、エラーがでて途中で止まりました。ううむ・・・。kernel interface が見つからないと警告がでていたので、これが原因かと思ったのですが、サイトの説明文などいろいろ調べてみると、そうでもなさそう。 　エラーログを見たり、手動でmake installしたりしてみて、どうも「moduleのロードを有効にしてくれ」という感じのメッセージが。うお？！、デフォルトで無効なのか？。いや、よく見ると、どうもカーネルの再構築が絡んでいそう。NVIDIAサイトの説明文にはkernel-sourceが必要とあるが、開発環境でインストール済み。 　頼みの綱はTurboLinuxのユーザーズフォーラム。検索してみると、どうやらmoduleがらみのカーネル再構築には、kernel-sourceのインストールだけでなく、SetupKerbelSource.shの実行も必要らしい。早速、カーネルソースのディレクトリ（/usr/src/linux/)に移動して ./SetupKernelSource.sh i586 を実行。フォーラムやエラーメッセージには「make configも実行せよ」とあったが、これはかなり面倒なので、とりあえずその前に NVIDIA-Linux-x86-1.0-7676-pkg1.run を再び試す。相変わらず kernel interface の警告が出るが、今度は最後まで走ったようだ。XF86ConfigをNVIDIAのサイトの説明にしたがって書き換え、startxを実行・・・おお、やった！。無事Xの画面が出ました。しかも、Windowsの時と同じ信号が出ているようで、モニターの再調整は不要でした。ラッキー。・・・でも疲れたｗ。

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