| 陳昌さんのシュウマイ弁當 |
| 2005/09/25 03:01:32, Category: 6.Food, Comment: 0 |
21日の熊本出張の歳、東京駅で購入し、新幹線「のぞみ」の車内で食したもの。購入場所は東北新幹線から乗り換えで東海道新幹線側コンコースに入った直後のお店。横浜中華街がらみで、シュウマイのおみやげなども売っていた。
私の列車旅行における楽しみの一つが、駅弁の購入である。なにしろ駅弁は最高の弁当である。なぜなら冷めてもうまいから、いや、冷めた状態で食してうまいからである。イギリス人を「奴らは暖かければ何でもうまいという」と言って馬鹿にするとか聞いたことがあるが、「暖かい=うまい」はある意味真実である。温かい食事はやはりうまいのである。それを冷めた状態でうまいと言わせるには、相当の技術がいるはずだ。ただし、日本食は元々冷めた料理も得意なので、これが特別な事とはあまり認識されていないようである。
さて、このシュウマイ弁当だが、本来温かい料理がほとんどの中華で、よくここまで頑張ったなあと言うのが率直な感想だ。チャーハンにしろシュウマイにしろ、まあまあいける様にできている。まあ、駅弁にするからには、さすがにいろいろ考えてあるのだろう。ただ、惜しむらくは味ではなく、食べやすさ。チャーハンが本格的なため、ぽろぽろとして箸ではすこぶる食べにくいのだ。やはりご飯は幕の内などでよく見かけるような俵状にしてあるのが最も食べやすい。もちろんこの弁当に箸だけでなくスプーン(さじ)も付けるというアイデアもあるが、狭い車内で食べるからには、あまり食器を増やすのは得策ではない(エコノミーの機内食で、ナイフとフォークで食べることのなんと不便なことか、閉口するw)。やはり箸だけで食べられるようにするべきだろう。この点を除けば満点に近いうまい弁当であった。