| 交通アクセス | 繁華街に隣接し、目の前が市電の停留場、少し歩いたところにバスが集中する交通センターと、すこぶる良好。JR熊本駅からは遠いので、単泊だと不便かも知れないが、連泊して熊本市周辺を回るには最高の場所だろう。観光名所の熊本城も歩いていける距離にある。
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| エントランス | あまり大きくなく、豪華でもないが、1階の表通りに面しているので、大変わかりやすい。
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| フロント | シティホテルとして標準的な作り。私が見る限り、常に一人以上のフロントマンが出ており、接客対応は良好。
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| ロビー | あまり広くない。天井も高いとは言えず、総じてやや古い構造。リフォームで新しく見せるのにも限界がある。
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| エレベータ | 中は古い形式で狭い。よくあるシティホテルのエレベーターだ。2基あるが、地下1階のレストランへ行けるのは1基のみ。その1基を選択する方法がないので、タイミングによっては乗り換えor階段降りが必要になるのはマイナスか。閉めるボタンのレスポンスは、古いだけあって良好w。せっかちな人には向いているだろう。
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| 客室前廊下 | やや暗めに作られているのは標準的。天井は低く、廊下の作りもやや複雑で昭和期に作られた古めかしさは隠せない。不潔ではないが、特段綺麗でもない。
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| 鍵 | 伝統的な金属製の鍵を使用する。外出時にはフロントに預ける。室内に入ったときは、この鍵のキーホルダー側を壁面の端子に差し込んで集中電源をつける。これもよくある形式だろう。ただし、壁面にはキーホルダーと同じタブが下がっているので、キーホルダーの代わりにこのタブを挿しても良い。
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| 室内 | 今回宿泊したのはシングル。室内は狭くはないというレベル。なお、今回はたびげーたー(Yahooトラベル)で予約したので、禁煙を選べず、喫煙部屋だった。多少臭いが残っているのはマイナスか。気になる人は、直接ホテルに予約するのが吉だろう。内装はこぎれいにリフォームされている。
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| 室内設備−テレビ | ブラウン管の14型。最低限のレベルだ。一般のTV放送は無料。さすがに最近では有料はなくなったか。別途有料放送もあり。映画チャンネルかケーブルアダルト。これもよくある形式だが、映画が月替わり単一というのが寂しい。当方が宿泊したときは「カンフーハッスル」だった。DVD持ってるので意味無しw。なお、テレビには全面入力端子(ビデオ信号とモノラル音声)があり、リモコンで切り替えできる。ハンディカムなどで撮影した画像を確認したりする人には吉だろう。
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| 室内設備−ベッド | まあまあの作り。枕に特徴があり、NASA公認の素材を使っているらしいが、特に気にならないw。毛布は薄い割に結構暑いかも。起きたら汗びっしょりだった。
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| 室内設備−ロッカー | 作りつけではなく家具が部屋の隅に置いてあった。内容はまあ普通。ちょっと狭いかも。鏡は部屋の壁に作りつけであるので、ロッカーには無し。
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| 室内設備−机と椅子 | 書き物やパソコンにはちょうど良い高さ。左端の足下が狭いのは、作りつけのラジオ類があるせい。机の右側にいろいろ物が置いてある(後述)ので自然と左側を利用したくなるので、これは配慮不足だろう。引き出しには何も入っていない。椅子は肘掛け付きだが、これが自分には欠点だった。何しろ体が太いので、この肘掛けの幅では少々窮屈だ。太すぎの自分も問題だが、これならむしろ肘掛け無しの方が使いやすい。椅子にキャスターはなく、強度は必要十分。
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| 室内設備−バスルーム | トイレと一体になったユニットバス。ユニットバス形式としては比較的広い形式だ。だが、室内との間にはやはり段差がある。最新のホテルだとユニットバスでも段差がなかったりするので、やはり基本的に古いのだろう。
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| 室内設備−トイレ | 洋式。とても小さい。小はねらいにくく、大は非常に尻が拭きにくい。ウォッシュレット付き。最近増えてきた。自分の体(けつ)だと、普通のウォッシュレットは操作できないが、これはリモコン付き。でも使うことはないw。
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| 室内設備−風呂 | ユニットにしてはまあまあの広さ。狭いところだと湯船に腰がはまることもあるのだが、ここはそんな心配はなさそう。ただ、今回は面倒なので湯張りはせず、シャワーのみを使用。石けん類はシャンプーとリンスが壁面取り付け、ボディシャンプーがプッシュボトル。最近多い形式なので使いにくくはないが、個人的には固形石けんがほしいところ。
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| 室内設備−シャワー | これはかなりくせ者。経年で不調なのか、お湯がシャワーヘッドを出たとたん広範囲に拡散する。かなり近づかないと効果的に湯をかけられないのはいかがなものか?。洗面台のカランとノブで切り替え、湯温は温冷別のダイヤルで調整するという、威嚇的古くからある形式。使いやすくはないがわかりやすい。温水と冷水の水圧に極端な差はないので、温度調節は難しくはない。
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| 室内設備−冷蔵庫 | テレビ台の下にはめ込まれている。既製品の小型機で、三菱電機製だった。中には何も入っておらず、宿泊者が自由に物を入れて利用する形式。編に何か入っていて使うと料金を請求されるよりも合理的でよい。音は当方は気にならなかったが、気になる人のために電源を切るスイッチが前に出ている。ただし、説明書きには下部となっているが実際は右に出ていた。冷蔵庫の代替えで変更になったか?。ここら辺も古さがにじみ出てる。
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| 室内設備−AC電源 | 机の横とバスルーム内に各1個づつ。電子機器を多数持ち歩く人(自分w)はタップなどを持ち込むのが吉。
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| 室内設備−入り口ドア | 今時覗き穴がないのは防犯上いかがなものかと思う。ドアチェーンはなく、代わりにバーで解放制限する。内側から鍵を回したりはできない(自動ロックだからなのかも知れないが)。つくづく日本が安全だったころの作りだと思う。そろそろ通用しないのではと危惧する。
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| 室内設備−窓 | 一枚だけ。外側に開くが、開度は非常に小さく制限されており、換気目的にはやや不十分。せいぜい騒音を取り込むぐらいだろう。転落防止目的なのだろうが、もう少し開いてもいいのではと思う。なお、窓ロックのノブがややぐらついていたのは、やはり古いせいだろう。
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| 室内設備−空調 | 伝統的wな風量調節のみのタイプ。最近は温度や運転種類を変更できるものも増えてきているので、古めかしさは隠せない。
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| 室内設備−その他 | スリッパや電話はもちろん、机の上に既製品のドライヤー、湯沸かし、湯飲みと緑茶のティーパック、ティッシュボックス、灰皿とマッチ、机の下にゴミ箱、ロッカー内に靴べら、机の前に鏡(小)、入り口すぐわきに鏡(大)、バスルーム内に選択物干し、フェイスタオル、バスタオル、歯ブラシ等。いずれもよくある備品で特筆すべき点はない。なお、最近室内からインターネット接続できる環境を備えたホテルが増えているが、ここには無い。自分的にはかなりマイナスだが、ここまで古いホテルでは無理か?。一応ロビーにインターネット接続されたノートパソコンが自由に使えるよう置かれているが、一台しかないので常時誰かに使われている状態。フロントマンはこの状況を見てて何か思わないのだろうか?。
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| 食事 | 当方は食事無しプランを選択したので善し悪しは不明だが、聞いた話では朝食はあまりうまくないそうだ。うーむ・・・
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| その他 | 残念ながら、繁華街近くと言うことで、騒音は厳しい。特に午前3時前後に暴走族が走り回るのには閉口する。安眠できなかった。窓が薄く、改造車の爆音がかなり聞こえてくるのだ。この状況が改善されない限り、二度と宿泊する気にはならないだろう。
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総評:このホテルはプランによってはかなり安く泊まれるが、それには理由がある。残念ながら、現状では、このホテルはお勧めできない。インターネット接続が各部屋に常備され、深夜の騒音対策がなされれば、交通の便などかなりいいホテルだと思うのだが・・・