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CentOS 4.4 を入れてみた

2007/02/15 16:28:04, Category: 1.PC, Comment: 0

　自宅の旧マシンに CentOS 4.4 をインストールしてみた。Vine Linux 4.0 ではインストールが極端に低速になって断念した曰くつきのマシンだ。しかし、CentOS は OpenSuSE と同様に難なくインストールされた。やはりインストールディスク（今回は DVD 版を作成）の容量が効くのか、ドライバが潤沢なのかもしれぬ。
　一見して使用感は悪くないが、自分がデスクトップマシンとして使うには色々と不都合な部分もあり、もっぱらサーバ用途にしか使えないような（というかサーバに最適な）気がする。

　まず、日本語環境が厳しい。デフォルトの漢字変換は canna。しかも漢字IN/OUTは伝統の Shift-Space である。追加インストールや通常稼動時のパッケージ管理 GUI に選択肢がないので、変更したければ自力でいろいろ探してきて導入するしかない。ううむ、めんどくさい・・・
　日本語環境でもう一つ。nkf がない。もちろん追加インストールにもない。これも同様に探してきて手作業で入れるしかない。まあ、nkf はただのコマンドなので、それほど難しくはないだろうが・・・
　デスクトップは gnome がデフォルトのようだ。インストール時に KDE も選べるが、お勧めでは無さそう。なぜなら、パッケージの選択画面で、デフォルトでは gnome にはチェックが入っているのに、KDE には入っていないからだ。一応、あとで KDE を追加してみたのだが、ログイン時にセッションをデフォルトにしておくとやはり gnome になる。KDE を選んで入ると、メニューなどがほとんど英語のまま。KDE の設定で言語を選択しようとしても英語(U.S. English)しか出て来ない（国の選択ではJapanもあるだが）。うーむ・・・
　X-Window はやはりデフォルトで -nolisten tcp が掛かっている。ただし、gnome なので、Vine と同様に「ログイン画面」のメニューで外すことが出来る。簡単だ。ちなみに KDE でもメニューの内容は gnome と同じなので（英語だが）、同じように設定できる。
　インストール時には vsftpd、telnetサーバ、rshサーバのパッケージが選択できる。よってレガシーな環境のサーバ用としては良いだろう。ただし、パッケージ選択画面に検索機能がないため、パッケージを探すのが少々煩雑ではある。この点、パッケージ検索できる OpenSuSE や Vine に劣る。ちなみにこの CentOS のパッケージ選択画面には見覚えが・・・確か Turbolinux がそっくりだった。
　各種市販アプリを動かすサーバとしては、元が製品版 Red Hat のフリー部分なので、もっとも互換性に優れている。（自分の職場だけかもしれないが） RedHat を推奨環境としているアプリが多いからだ。

　総評として、やはり CentOS の最大の売りは RedHat との互換性だろうと思う。職場では RedHat を動作環境に指定する市販アプリがあるので重要だが、自分の個人用としては OpenSuSE の方が適しているようだ。

Linux で GV-N66256DP (GeForce6600) を使う

2007/02/12 05:29:10, Category: 1.PC, Comment: 0

　OpenSuSE 10.2 や Vine Linux 4.0 に入っている Xorg 標準の NVIDIA ドライバ nv では、GV-N66256DP の DVI コネクタ側しか正しく動作しない。アナログ RGB コネクタ側では、インストール時にディスプレイの情報を取得できないし、実際 nv ドライバが起動した際は画面が砂嵐になるだけである（砂嵐といってもかなりカラフルだが）。しかしながら、変換コネクタを使えば DVI を アナログ RGB にできるので、デュアルモニタにでもしない限り、実質的な問題はあまりないかも・・・。
　OpenSuSE で試したのだが、NVIDIA から公開されているドライバを使うと、アナログ RGB コネクタ側でもちゃんと表示が出るようになる。しかも OpenSuSE ならば自動インストールが可能なのでかなり楽だ（詳細は NVIDIA のサイトを見るべし）。
　Vine でも試そうと思ったのだが、サイトの説明どおり手作業のインストールをするとチェックサムエラー？みたいのが出る。うーむ、Vine には対応していないのかな？

Vine Linux 4.0 で GeForce 6600 を自動で認識しない

2007/02/12 05:03:11, Category: 1.PC, Comment: 0

　以前このブログでも書いた GIGABYTE の GV-N66256DP であるが、Vine Linux では自動で認識できず、VESA ドライバになってしまう。まあ、描画速度とかにこだわらなければこのままでもいいのだが、VESA モードだと xvidtune が効かない。多数のマシンを一つの LCD につないで頻繁に切替えている身としては、表示位置を PC 側で調整できないのは大変煩わしい。
　ためしに OpenSuSE 10.2 を入れると自動認識する。使っているドライバは nv。これは Vine にもあるはずだが・・・。Vine の xorg.conf を手作業で書けばなんとかなるかもしれないが、実際は書式が複雑過ぎて手に負えない。
　そこで大裏技。OpenSuSE でできた xorg.conf を Vine に移植することに。マウスやキーボードもいっしょなので、完全コピーでもいけそうだが、やはり不安なので、Modes・Screen・Device セクションのみを適宜移植した。結果、まあなんとか表示できる。xvidtune も動く。しかし横幅・位置だけでなく、縦幅・位置もずれているので、調整は結構大変である（でもできた）。
　こんな苦労をするなら、最初から OpenSuSE にしとけ、と言われそうだが、OpenSuSE は別のマシンにいれてあるので、こちらは Vine にしてみたかったのだ（その別マシンでは、Vine がインストールできなかった：インストーラが異常な低速になった：おそらく SCSI-IF + MO-Drive やら USB-Card-Reader やらが付いているせいだろう）。

Vine Linux 4.0 の設定：外部から X にアクセス

2007/02/12 04:45:56, Category: 1.PC, Comment: 0

　これも御多分に洩れず -nolisten tcp が X 起動時に付いている。Vine Linux 4.0 のデスクトップは gnome しかない。gdmsetup が使える。メニューから操作するなら「デスクトップ->システム管理->ログイン画面」。ここで「セキュリティ」タブを選んで、「TCP接続を禁止する」のチェックを外せば OK。あとは従来どおり、xhost の設定だけで済む。

OpenSuSE の設定：Xの画面表示位置(xvidtune)の調整結果の保存

2007/02/08 22:41:24, Category: 1.PC, Comment: 0

　OpenSuSE 10.2 の場合。画面表示位置などを調整する xvidtune の結果は /etc/X11/xorg.conf の Modes セクションに書くと反映される ( OpenSuSE 10.2 は XFree86 ではなく XOrg を採用している )。ただし、SaX2 ( メインメニューの「X11システム設定」もしくは YaST2 の「ハードウェア→グラフィックカードとモニタ」で起動される設定ツール ) を使うと上書きされてしまうので注意。自分の設定を書いた後は、xorg.conf をどこかに保存しておくとよいだろう。

OpenSUSE の設定：外部からXにアクセス

2007/02/08 22:38:09, Category: 1.PC, Comment: 0

　従来、外部から X にアクセスさせるには、xhostの設定だけでよかったが、最近は X 起動時に　-nolisten tcp が付いていたりするので、まずはこれを外さないといけない。xdmなどを使っていない場合(テキストログイン）は、startxスクリプト中の当該部分を削除すればいいだけだが、xdm ( kde を使っている場合は kdm か？ ) でグラフィカルログインしている場合は xdm の設定を変えなければいけないので厄介だ。
　今回は OpenSuSE 10.2 の場合。gnome ではなく kde を使用。設定ファイルは /opt/kde3/share/config/kdm/kdmrc と /opt/kde3/share/apps/kdm/read_sysconfig.sh 。ほかに、/opt/kde3/share/config/kdm/kdmrc.bak の中にも -nolisten tcp の記述があるが、bakなので関係なさそう。これらのファイルでは、ServerArgsLocal という環境変数に -nolisten tcp を設定しているが、この設定行をコメントアウトしてもダメなようなので、-nolisten tcp を削除して環境変数を空にしたほうがよい。


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(2007/2/12追加)
　kde ではなく gnome にしたら、最初から -nolisten tcp が付いていなかった・・・orz。己の趣味に固執すると自滅するという好例かw。しかし gnome のデスクトップは慣れないんだよなぁ・・・まあ、最近はあまり違いがないけど。



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(2007/10/22)
どうも、対策は /opt/kde3/share/apps/kdm/read_sysconfig.sh の修正だけでよいようだ。OpenSuSE 10.3 で確認済み。たぶん 10.2 も同じだろう。



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(2008/6/13)
その後試したところ、どうもOSを再起動しない(ATL+CTRL+BSでXのみ再起動する)場合は /opt/kde3/share/apps/kdm/read_sysconfig.sh の変更（if文で echo "ServerArgsLocal=" と echo "ServerArgsLocal=-nolisten tcp" のどちらかが選ばれるようになっていたので、if文と後の echo をコメントアウト）だけでだけでは駄目のようで、 /opt/kde3/share/config/kdm/kdmrc も変更（ServerArgsLocal=-nolisten tcp をコメントアウトして、その下に ServerArgsLocal= を記述）する必要があるらしい。
しかし、read_sysconfig.sh のみの修正後にOSを再起動しても、kdmrc は変更されていない。どういう仕組みになっているんだろうか・・・

あけましておめでとうございます

2007/01/05 18:28:48, Category: なし, Comment: 0

最近ほとんど更新していませんが、まあ大きな事故もないということで、よしとしてくださいｗ。今年もよろしく！

自己メモ：オイル交換(車）

2006/10/29 17:20:45, Category: 2.Auto, Comment: 0

・オイル：TOTAL R8000 Turbo (Semi-synthtic) 4L
・フィルター：Autobacsブランド T-19
・メーター： 121,237 km

　うっかりしていて前回交換から９ヶ月が経過してしまった。走行距離は +3,000 km 以下だったのだが・・・最近あまり遠出していないからなぁ。
　案の定、旧オイルはかなり汚れていて、新オイルに交換後も、レベルゲージで見ると、残ってた旧オイルと混じってまだ汚れている。フラッシングするべきだったか・・・いや、そんな暇は無いか。
　妥協案としては、次回交換は早めにするか、あるいは、再度オイルフィルターを交換するか、であろう。

・次回交換目安： 124,237 km または 2007/4/29

FMV-LOOX P70T/V

2006/10/06 12:47:45, Category: 1.PC, Comment: 0

　現在モバイル用として使用しているLOOX S73Aの後継として購入検討中の現行製品。単に希少なＡ５モバイルというだけでなく、感圧型のタッチパネル機能を持つタブレットＰＣでもあり、非常に魅力的だ。しかし先日、店頭展示で確認してきたところ、以下の問題点が認められた。

１：非常に熱い。キーボード面はまだマシだが、底面はかなり熱くなる。店頭展示中のものを手に持ってみるとびっくりするくらい。これは手持ちで使うこともあるタブレットＰＣとしては欠陥じゃないだろうか？。膝に置いて使うのも躊躇われる。もし夏場に半ズボンだとマジで低温火傷しそうだ。バッテリー駆動中ならば消費電力を抑える制御などが入ってもう少しマシになるかもしれないが（未確認）、それでも机上で使っていてそのまま持ち出そうとしたときに問題となるだろう。
２：画面解像度が高い＝アイコン表示が小さすぎる。せっかく感圧式なのに、自分の太い指先（正確にはつめの先）で操作するのが困難。逆に、細かすぎて見づらいということは無く、液晶画面としては秀逸なのだろうが、Windowsをタッチパネル操作するには小さすぎるだろう（少なくとも自分には）。
３：画面のふちが高いため、画面の隅がタッチしにくい。最大化したウィンドウを閉じたり、タスクトレーのアイコンをクリックしたりすることが、指先（爪の先）では難しい。ペン操作なら問題ないが、感圧式の意義が薄れてしまうだろう。

　一方、良いところもたくさんあるのだが、それを考えると買ってしまうので、今回は上記３点を理由に物欲を抑えることにしたｗ。

(2006/10/19追記)後日再度店を訪れて確認したところでは、底面の熱さはそれほどでもなかった。場所が変わっていたので、空調の吹き出し口か、展示してある台（蛍光灯？で光っている）の問題か。（というか、展示機をそんなに熱くしてどうする。壊れないのか？。展示品の購入には要注意・・・）

停電対策期間終了

2006/08/08 00:00:16, Category: なし, Comment: 0

　主なところは７日中に復旧できたようです。一部トラブルがあったようですが、とりあえず一安心。ここ数日、ほとんど睡眠をとっていなかったので、大変疲れました。やれやれ。

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